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ブラックホールの誕生
みなさんは「ブラックホール」について、どの様なイメージを持っておられますか?
私の場合は大人になるまで、この広い宇宙空間に「ブラックホール」は一個だけしか無く、その場所から移動する事が無く、そこに近づくすべての星などの物質を飲み込んで行く入り口。
別世界への入り口・・・たとえば四次元の世界とかです。
そんな感じのイメージでしたが、みなさんは、どうでしたか?
大人になって少しづつ解かってきたのですが、実は「ブラックホール」は1個だけではなく、たくさんあったのです。
では、どのようにして、ブラックホールは誕生するのでしょうか?
それは・・・普段、私たちが見ている太陽の約30倍以上のも質量の星が、死を迎える時に爆発を起こします。
これを「超新星爆発」と言います。
それから、その星の中心にある核が重力崩壊を起こして、今度は逆にどんどん収縮します。
そしてブラックホールの誕生です。
ちなみに、質量の少ない星はブラックホールにはなりません。
爆発で跡形も無くなくなるか、爆発せずに冷えて白色矮星になるかです。
大勢の方が、ご存知のとうりブラックホールは中心からある一定の距離では超強力な重力を持っていて、その内側に入ったものは光でさえ飲み込んでしまいます。
飲み込まれたら最後はどうなるのでしょうか?
いったい何処に行くのでしょうか?
・・・まだ解かっていません。
発見方法
真っ暗な宇宙空間で光を出さないブラックホールを見つける方法ですが、「マイクロレンズ効果」という発見方法があるそうです。
マイクロレンズ効果とはブラックホールが、ある星の手前を通過しようとする時に、その重力が凸レンズようになってうしろの星の光を明るく増幅させて光からせます。
また、近くに星雲なんかがあればブラックホールの重力で引っ張られて形を変化させているのを発見したり、ブラックホールに吸い込まれた星雲ガスが高温になって光を出したりしているのを発見し、それを手がかりにブラックホールの姿を見ることも出来るそうです。
支配
銀河の中では星たちが一生を終えて死を迎え、そしてブラックホールが次々と誕生して行き、さらに銀河どうしの合体なども影響して銀河の中心にあったブラックホールが巨大化し周りの物質すべてを飲み込んで行き、約100兆年以上先には、全宇宙の恒星などの光を失いブラックホールだけの時代が来ると言われているそうです。
約100兆年以上先・・・その時、私たち人類はどうしているのでしょう?
誰にも解かりません・・・?
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