銀河系

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銀河系の構造

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私たちが現在、存在している銀河系は直径が約10万光年の大きな渦巻きの形をしていると考えられていましたが、最近の研究によりますと中心部分に棒状の様な構造をしたものが発見されました。

 

それによって、今まで私達の銀河系は「渦巻き型銀河」と考えられていたのが「棒渦巻き型銀河」と成ったそうです。
現在この棒は5本あることがわかっています。

 

この銀河系は「天の川銀河系」とも呼ばれ、その中には約2000億個の星や惑星が存在しているそうです。
もちろん、私たちの地球もこの銀河の中に入っています。

 

約2000億個ですよ・・・すごい数ですね。

 

大宇宙には、この銀河系のような惑星の集団が約1000億個以上も存在すると考えられています。

 


大マゼラン雲と小マゼラン雲

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私たちの銀河系のすぐ近く(約16万光年先です)には大マゼラン雲と、小マゼラン雲と言う2つの銀河と最近発見されたばかりの、いて座の矮小銀河の計3つの伴銀河があり銀河系の周囲を回っています。

 

そのうちの2つ、大マゼラン雲と小マゼラン雲の大きさですが、大マゼラン雲は私たちの銀河系の約1/10、小マゼラン雲は約1/100の大きさだそうです。

 

この伴銀河は私達の銀河系と強く影響しあっており、今から約5億年前に大マゼラン雲と小マゼラン雲がこの銀河系に超接近した時に、大マゼラン雲と小マゼラン雲を包み込んでいる「水素ガス」が重力などに引きずり出されて、この銀河系に向かって長く伸びてきているのが見えます。
この現象を「マゼラニックストリーム」と言うそうです。

 

今から数十億年後には、この相互作用の強い影響うけて伴銀河は私達の銀河系に吸収される可能性があり、星と星との間にある物質の衝突で「スターバースト現象」と言うものが起こり、たくさんの星が誕生するでしょう。

 

その時、銀河系は今よりも約25%明るく輝くと言われているそうです。
生きていられるのならば見てみたいですね。


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