水星

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水星・灼熱の星

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太陽から1番近い惑星の「水星」です。
太陽からの距離は、約57910000Kmです。

 

水星は太陽系惑星の中で最も太陽に近く、そして最も小さい惑星です。
太陽系の衛星の中で、1番大きなガニメデ(木星の衛星)よりも小さい惑星です。

 

そして重力も小さいために、惑星の形成されたばかりの時にはあっただろう大気は、宇宙空間に飛び散っていったと考えられています。
現在は酸素とヘリウムそして、ナトリウムのとても希薄な大気があるだけです。

 

私たち地球の1日は24時間ですが、水星の1日は地球の176日間もあるそうです。
そのために昼間が88日間続き、その反対の夜も88日間続くのです。

 

昼間は太陽が照り付け、大地を焦がします。
最高温度は、約450度になるそうです。

 

大気が薄いので、地球のような雨や曇りの日なんてありません。
ずっと晴れです。

 

そして太陽が沈むと次は、長い夜の始まりです。
非常に薄い層の大気なために大地は冷えきってしまい、今度はマイナス約180度まで温度は下がるそうです。
水星は太陽に1番近いために、そのエネルギーの影響をものすごく受けています。

 

これまでに水星に接近した探査機は、マリナー10号(1974年〜75年)だけだそうです。
もっと、たくさんの無人探査機が水星に接近していると思っていましたが・・・1台だけだったんですね。

 

このマリナー10号の撮影した水星の表面のようすは、大小無数のクレーターで覆われていたので、地球の衛星の月によく似ていると考えられて他の惑星探査の方を優先するようになり、詳しい探索は後回しになったようです。
よって、今もまだ解からない事が多い惑星です。
今後の探索・研究に、期待が寄せられます。

 


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